センター長の三嶋です。
Hi-Bizは本日が年内最終営業日となりました。
1年を振り返ると、今年もあっという間でした…。
なんだか年々時の流れが速くなっているかのように感じます。
この年末のブログを書くのも、気付けば6回目となりました。
アメリカのトランプ大統領の返り咲きと、我が国初の女性首相の誕生という大きな話題のあった2025年。
大阪・関西万博が大変な盛況を記録し、さらには円安も手伝って海外からの観光客の流入増加が進みました。
オーバーツーリズムへの懸念も叫ばれますが、観光や輸出が改めて商機としても注目されてきました。
他方で、最低賃金の上昇や仕入れ原価及び光熱費等の高騰が続き、事業者、消費者とも負荷の加重が続いている状況です。
そのような状況下で、Hi-Bizとしては地域の事業者の皆さまや一般社団法人お好み焼アカデミーさまとも協議を重ねた
「
“非公式”ひがしひろしま焼き 」の開発を高垣市長及び担当課に報告いたしました。
その後、東広島市から公認された「
東広島焼き 」が誕生し、市内の6店舗で取扱いが始まりました。
これは、経費率の上昇という共通の問題に対して、新商品の開発による原価率の改善という課題を設定。
「共通の商品で地域を盛り上げ、消費喚起を促して売上アップを目指すとともに、そこで発生する利益を上昇させる」というプロジェクトでした。
取扱店さまからは、単価アップや原価率の見直しが進んだという嬉しい報告をいただき、今後も採用店舗が増えると良いなと思います。

また、本年は東広島市ビジネスサポート協議会での運営になって2年目となり、参加する金融機関や経営支援機関の皆さまとの連携も進みました。
まず、金融機関の皆さまからご提案をいただき、「
Higashihiroshima Business Cross 」という勉強会の定期開催を始めました。
顧客とのフロントラインに立つ若手行員・職員の皆さまと地域事業者の支援を検討することで、地域全体での支援力向上と各機関とHi-Bizとの連携強化を進めています。

また、広島県央商工会さまが商標を持つ「広島へそ丼」が、フードリンピックHIROSHIMA2025でグランプリを獲得。
これを受け、関連事業者の皆さまを巻き込んで広島県央商工会さまとともに「
広島へそ丼まつり 」を道の駅湖畔の里福富で初開催しました。
シンプルながらも、県央地域のおいしさと豊かさを表現する「広島へそ丼」の認知が広まり、産品の売上アップにもつながる取り組みとなりました。

秋には、第5回となる「
はいびずマルシェ 」を開催。ここでもたくさんの新商品が発表となりました。
なかでも、試作から2年を経てついに完成、発売された「
アグライズ 」さま の「揚げものに革命がおきるトマトミックスソース」がお披露目。
オタフクソース株式会社さまの地域共創事業の第一号商品としても注目され、好調な売れ行きを記録しています。

また、過去に志和町の地域おこし協力隊を務めていた「
ME/YOU 」さまは、
志和の恵み「蓮の葉茶」を発表。
代表の森口さまが志和町に移住された際に、地元の方から教えていただいたことをもとに商品づくりされました。
こちらも各所で販売開始され、ご好評のようです。

本年も、多くの事業者の皆さまにご来所いただき、本当にありがとうございました。
来年も、皆さまのたくさんのチャレンジのサポートに力を尽くしてまいります。
どうぞ皆さま良いお年をお迎えくださいませ。
センター長の三嶋です。
東広島イノベーションラボ ミライノ⁺主催の「東広島チャレンジシップ艫-とも-」。
チームを組んだ学生たちが、外部講師からビジネススキルの装着を進め、地域企業の協力の下で実践を進めてきました。
先日、最終報告会が開催され、私は審査員として出席いたしました。
当日の進行は広島大学出身の起業家、株式会社WEAVEの久保さん。
この半年あまり、学生の活動に伴走してこられました。
久保さんが学生だった頃にHi-Bizをご利用いただいたこともあり、その成長ぶりはもちろんのこと、
このように後進の育成にも汗をかかれている姿にとても感動しました。

個人的な感傷はさておき。
6組に編成された学生チームが、6社の企業にヒアリングして与件を整理し、課題と打ち手を提案して実行するという今回のプログラム。
率直に言えば、「もう少し交通整理ができただろうな…」という感想ではありますが、
それぞれに着目すべきポイントのあるプロジェクトでした。
前提として、学生さんたちは学業やアルバイトなどそれぞれの「日常」にプラスして取り組みました。
テストもあればレポート・論文もあっただろうなかで、時間を捻出した皆さんには頭が下がる思いです。
余談ですが、学生だった当時の自分(もう四半世紀以上前ですが…)には、とても想像もできないようなことです。
報告会当日は、学生チームの皆さんがそれぞれの役割に応じて活動報告しました。
前述の通り、個々の内容においては、納期も含めた時間の制約もあって「もう少し」という思いが発表の端々に感じられました。
そこは皆さんの振り返りも、私の感想に似たものがあったのかなと思います。

今回のプログラムにおいて大切なのは、
学生が「社会人同様、あるいはそれ以上にワークする」ことではなく、「学生らしく発想し、チャレンジする」ことではないかと思います。
プロジェクトの中にも見られた、
「制約条件をものともしないアイデアを出す」「不確定な未来を臆せずに描く」といった、
ともすれば社会経験が邪魔をするような着眼や発想が期待され、実際に価値として発揮されていたと感じました。

参加された企業や学生の皆さんが今回を糧に新たなチャレンジを続けられることを応援しています。
また、私自身も今回のプロジェクトをヒントに、地域事業者さんの売上アップに伴走してまいります。
センター長の三嶋です。
東広島プレゼン・チャレンジ・イベント『言うてみんさい夜』が今年も開催されました。
「東広島イノベーションラボ ミライノ⁺」主催で、前回同様、私はコメンテーターとして参加いたしました。
8名の方がプレゼンにチャレンジされ、観覧者さまの中には、以前の開催時でもお見かけした方もいらっしゃいました。

今回は、進行を務めるミライノ⁺ガイドの竹内さんが、デモプレゼンとしてご自身の想いを発表するところからスタートしました。
竹内さん、実は昨年開催の第一回の登壇者でもあり、その時と同じテーマでプレゼン。
竹内さんのWillの解像度がかなり高まっていて、当時のプレゼンを聞いていた者としてはいわゆるムネアツな感じがありました。

そして、今回のプレゼンターの皆さんのお話が、少しずつ重なっているところが興味深く拝聴しました。
それぞれが主眼に置いていることは異なります。
しかし、根本的な要因に着目すると、テーマが重なっていたり、その取り組みや手法による変化が相互に良い影響を持っている可能性があったり、というものでした。
今日ここからの協働も生まれると良いなと感じました。

ここでのプレゼンを経て、多くの方が活動の第一歩を踏み出していることにとてもうれしく思います。
今後も様々な場で「あの日のプレゼンがきっかけで…」なんていう人が増えてくれたら、発案者冥利に尽きるというものです。
引き続き、「思いたち」のきっかけとしてミライノ⁺を使い、ビジネス的アプローチや収益化を目指す場としてHi-Bizもご利用いただけたら幸いです。
センター長の三嶋です。
先日、髙垣市長へ四半期のHi-Bizの活動報告にお伺いいたしました。
商品開発の発表の場でもある「はいびずマルシェ」を終えたところということや、偶然のタイミングも重なって、
今回はHi-Bizからの提案がきっかけでできた新商品や企画を中心に報告いたしました。

まずは、
アグライズ さまと構想2年、オタフクソースさまの伴走による開発1年半の準備期間を経て完成した「揚げものに革命がおこるトマトミックスソース」。
通常、ケチャップには加工用の品種のトマトが使われますが、このソースは生食用の「トマト撫子」を使用。
生のトマトを丸ごとミキサーにかけて加熱製造することで程よい粒感を残したという逸品です。
その名の通り、揚げもの用ではありますが、髙垣市長からは「お好み焼きのアクセントにも使えるのでは?」というお話もいただきました。
続いて、ウェルド・アグリさまと準備中の酒粕パウダー「酒かす粉」や、
西条酒造協会さまから西條酒の菰樽のデザインをお借りした
ensya さまの「カップ酒キャンドル」といった酒処ご当地の新商品についてご報告。
そのほか、2018年に志和町へ移住してきた
ME/YOU さまが、蓮根の産地である志和への想いを詰め込んだ新商品「蓮の葉茶」をご紹介いたしました。
そして企画としては、2つの事例をご報告しました。
一つ目は、「広島へそ丼まつり2025」。
“広島県のへそ”豊栄町の
高光養鶏場 さまを中心とした広島へそ丼まつり実行委員会の皆さまと企画を進め、11月16日に開催し盛況に終えました。
二つ目は、酒庫住田屋を展開する
住田 さまの新企画「SUMIDAYA WHISKY MUSEUM」。
住田さまのバイイングパワーを生かし、コスパ&タイパ時代に合わせて設計しました。
販売規格のボトルでは高額なウイスキーを、小瓶に分けることで低価格化。
「バーで楽しむように、少量を自宅で楽しめる」、「プレミアムなウイスキーがお試し価格&サイズで手に入る」と大変な好評を得られているそうです。
引き続き、地域の事業者の皆さまの売上アップのために、「まちの暮らしを豊かにする新しい選択肢作り」に取り組んでまいります。
センター長の三嶋です。
先日は、Hi-Bizを会場として全国Bizネットワークに参加する相談員有志の研修会を開催いたしました。
Bizモデル創始者の小出さんをはじめ、
釧路市ビジネスサポートセンター k-Biz や
氷見市ビジネスサポートセンター Himi-Biz 、
萩市ビジネスチャレンジサポートセンター はぎビズ の現職の相談員に加えてOBも参加。
非常に学びの多い時間を過ごしました。
今回の研修は、奈良県にある
広陵ビジネスサポートセンター まるごとBiz の協力を得て、実際の相談をもとにしたケーススタディを行いました。
まるごとBizを利用する事業者さまからの相談を代表の相談員がオンラインで対応。
その後、全員でその内容を振り返り、提案方針をディスカッションしました。

そこでは、地域性の観点からも議論が盛り上がりました。
広陵町は靴下のまちとして知られており、周辺地域にもユニークな産業が多くあります。
また、大阪市や京都市、名古屋市といった大都市圏との距離も近いという立地特性から根付いた事業もあります。
それらにも着目して、それぞれの事業者さまに対して、さらに深掘りしてお聞きしたいポイントや提案の方向性などを整理しました。
視野が広がり、新たな視点を得られるようなこうした機会は貴重であると感じます。
研修会で得られた気づきを、今後の日々の相談対応にいかしていけるよう努めてまいります。

センター長の三嶋です。
先日、今年度の「東広島市ビジネスサポート協議会意見交換会」が開催されました。
協議会参加機関である地域の経営支援機関の皆さまにお集まりいただきました。
今年度のHi-Bizの支援活動の進捗とともに、
総会時 にご提示いただいた主テーマについての検討状況や実施状況についてご報告いたしました。

今年度は、Hi-Bizの支援活動について、金融機関若手職員の皆さまへの理解浸透を進めています。
それに伴い、Bizモデル・小出さんのメソッドに基づいた、顧客事業者さまとの面談力を高めていくプログラムも稼働。
また、広島県央商工会様との密な連携による事業者支援も動き出すなど、協議会会員の皆さまとの活動が増えてまいりました。
これらも、様々な角度から運営をご支援いただくこの協議会あってのことと思います。

公的支援機関と金融機関が連携して地域経済を支援していくことの重要性を感じるとともに、
それを地域の事業者の皆さまの成長力へと変えていけるよう引き続き尽力してまいります。
センター長の三嶋です。
先日、第三回「
Higashihiroshima Business Cross 」を開催いたしました。
今回は、14名の地域金融機関の若手の皆さんにご参加いただきました。
各自でご準備いただいた事業相談実例についてグループディスカッションを実施。
質問力を相互に磨く場としてご活用いただきました。

私からは、ヒアリングを進めるためのクリティカル・シンキングやSPIN話法などのベーシックなスキルについてお伝えしました。
昨今のSNSでの情報受発信が進む中、フィルターバブルやエコーチェンバー現象が話題に上ることが増えています。
今回のタイトル、「気付く、健全に疑う、対話する」というのは、
そういったある種のアンコンシャス・バイアスから脱却し、視野を広げるために必要なこととしてご紹介しました。

客観的な質問を投げかけていくことで、思考を掘り下げながら整理し本質的な課題に迫る。
これは自分自身で物事を考えるときにも必要で、自分に問う「質問力」ともいえると思います。
ただ、質問をした先には「流れを変える知恵やアイデア」が必要です。
この部分はHi-Bizをうまく使っていただけたら、と考えています。

引き続き、金融機関の皆さんとの連携を通じて、地域の事業者の皆さんの売上アップに貢献してまいります。
センター長の三嶋です。
東広島市は産業競争力強化法に基づく「
特定創業支援等事業 」として、
創業志望者及び創業5年未満の創業者の方を対象とした集合型支援「創業塾」を開催しています。
先日、その第4回開催日(DAY4)にて司会・進行を務めさせていただきました。

全4回開催の最終日にあたる今回は、
創業を目指す皆さんのイメージを具体化するために、東広島市における先輩起業家の方々をお招きしています。
創業までの思い立ちから現在に至るまで、様々な分岐点とそこで連続する意思決定について、具体的な実例をお話しいただきました。

また、その後は先輩を囲んでのオープンディスカッション。
毎回、ここが一番盛り上がるところで、参加者の皆さんが抱える不安や疑問について、
実際に同じような悩みを経験してきた先輩に直接ぶつけ、壁の乗り越え方や進む方向の選び方などについて意見交換をされていました。

“創業塾に参加した”ということがすでに一歩踏み出し、アクションを取ったということです。
今回参加者された方々は、事業の想いを具体的な構想として深めるフェーズの方が多くいらっしゃいました。
一方で、事業性の磨き上げや収支計画の検討に入り、実際に経済活動へと移行していくような段階の方も一部いらっしゃったようです。
それぞれの抱えるお悩みに応じて、東広島イノベーションラボ ミライノ⁺やHi-Bizを含め、
様々な公的支援をご活用いただけましたら幸いです。

センター長の三嶋です。
Hi-Bizが2020年2月に開設され、早いもので5年半余りが経過しました。
その間様々な事業者の皆さまとの出会いがあり、たくさんのチャレンジが生まれました。
開設以降、進取性に富み、挑戦意欲の旺盛な事業者さまのアクションを後押ししてこられたのではないかと考えます。
一方で、常勤の相談員は私一人という体制ですので、残念ながらサービス提供における労働集約的な部分は否めません。
地域事業者の皆さまの成長のスピードアップのアイデアとして、自発的にチャレンジャーが生まれる仕組みを思案しておりました。
そこで、今回の企画に至ったものです。

「様々な強みや持ち味のある事業者が有機的につながり、自社の売上アップや経営革新、地域経済の振興、課題の解決などに取り組めるようなうねりを起こす。」
Hi-Bizやミライノ⁺、あるいは商工会議所・商工会、金融機関、
使えるものはどんどん使って、地域に新しい価値を生み出すような事業者を支える枠組みが、
「共創」という考え方であり「オープンイノベーション」という手法だと思います。
今回はこの領域のトップランナーとして、東広島市はもちろん様々な地域で活動されている一般社団法人Work Design Labの石川さん、
そしてパーソルグループからMBOし、大企業やスタートアップと各地で事業創造を繰り広げる株式会社eiiconの伊藤さんに登壇いただきました。

それぞれの基調講演の学びの深さもさながら、私も参加したトークセッションで見えたお二人のスタンスに強い感銘を受けました。
こういった素晴らしい「同志」と地方の活性化や地域事業者における「共創」「オープンイノベーション」を論じられたこと、
また多くの皆さまとこの場を共有できたことは非常に価値のある場だったと思います。

また、当日はミライノ⁺の今井さんに司会進行・モデレートを担当いただきました。
今井さんが着任されて2年目になるミライノ⁺の進化も素晴らしく、まさに共創の場として価値が高まってきています。
さらに多くの方が新しいチャレンジを志していただけることを祈ってやみません。
もちろんHi-Bizも、引き続き多くの事業者様の売上成長に貢献すべく、力を尽くしてまいります。
引き続きのご期待、よろしくお願い申し上げます。
センター長の三嶋です。
先日はBizモデルの創始者である小出さんが東広島市へ。
若手金融パーソン向け勉強会、事業者訪問、そして髙垣市長との面会とかなり詰め込んだ1日でしたが、
それぞれに意義深い時間となりました。

朝は第二回となる「
Higashihiroshima Business Cross 」。
今回も20名弱の地域金融機関から、次代を担う皆さんに参加していただきました。
小出さんが過去に対応した実例の面談録を読み込みながら、追加のヒアリングのポイントや提案の方針について
グループディスカッションを実施。
きわめて実践的であり、かつ汎用性の高い相談対応に、皆さんメモを取りながら理解を深めていらっしゃいました。

勉強会を終え、昼食には新しいランチメニューにチャレンジ中の「
韓国家庭料理オモニソン 」さんへ小出さんと訪問。
新メニューの提供開始直後ということも手伝って、お店はほぼ満員御礼状態!
店主の宮原さんとの作戦会議を通じて1年越しに実施された施策でしたが、順調な滑り出しのようで何よりでした。
その後、市役所にて髙垣市長との定例の面会へ。
全国Bizネットワークによって、各地から支援事例が創出されていること、
またそれらを通じてBizモデル型支援の一段の標準化が進んできていることなどを報告いたしました。
髙垣市長からは「東広島市におけるBizモデルの成果の可視化」についてもお話をいただきました。
Hi-Bizは開設から5年半余りが経過し、相談利用事業者数は1100事業者、累計相談件数は9000件を数えています。
また、定期のアンケート調査では33%~41%の利用者の方から「売上が上がった」と回答をいただいています。
こういった様々なデータに定性のご評価やヒアリングベースでの売上アップ情報などもありますので、精査を進めてまいりたいと思います。

引き続き、地域の皆さんの事業展開にお力添えできるよう、取り組んでまいります。
センター長の三嶋です。
Hi-Bizを運営する東広島市ビジネスサポート協議会からの要請に基づき、「Higashihiroshima Business Cross」がスタートしました。
これは、地域金融機関の若手を対象に、複数回のセミナーやワークショップを開催し、支援スキル向上を目指すものです。
先日、6つの金融機関から約20名が、会場となった東広島イノベーションラボ ミライノ⁺に集まってくださいました。

若手向けの研修は、各機関とも社内外合わせて多く存在すると思います。
そんな中で、今回の取り組みのポイントは、
・地方銀行出身で中小企業支援のトップランナー、小出さんが講師として登壇
・金融機関の組織の枠組みを超えて、地域横断で開催
・具体的で生々しい中小企業の悩みや課題を事例として講義
という点。東広島市ならではのオンリーワンの内容となりました。

各金融機関の若手の皆さんは、発起人である広島銀行西条支店山本支店長のお言葉を借りれば、「ライバルであり同志」です。
そういった方々が、小出さんの本業支援メソッドを吸収して成長することは、地域にとって大きな貢献材料となります。

小出さんは様々な組織・団体に対してご講演されており、金融機関向けでも100回以上登壇されています。
それでも、地域×複数金融機関×若手向けの連続講座というものは珍しいとのこと。
ご自身の25年に渡る中小企業支援家としてのお話にも、いつも以上に熱がこもっていたように感じました。
特に、支援事例については「着眼点」や「思考プロセス」について詳細に説明され、会場の皆さんも熱心に耳を傾けていらっしゃいました。

また、この日は、年に2回開催される審査会が開催されました。
川口副市長や東広島商工会議所の大原専務理事、小出さんに審査員を務めていただきました。
審査会では、審査員の皆さまから叱咤激励のお言葉があり、ご期待をいただけていることを切に感じました。
審査会をご準備いただいた東広島市産業振興課の皆さまを含め、感謝申し上げます。
Hi-Bizの運営も6年度目となります。
今年度の新規ご利用者さまは、すでに50件に迫るところ。
さらには以前お越しいただいていた事業者さまが、新しいチャレンジの相談にいらっしゃるなど、支援者冥利に尽きる状況です。
協議会としての運営も2年目に入り、複層的な地域事業者の支援の形が形成されつつあると感じます。
引き続き、専門家及び事務局スタッフとともに地域の産業振興に力を尽くしてまいります。
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