センター長の三嶋です。
昨年1年の中で事業者の皆さまと意見を出し合い誕生した東広島のご当地焼き
「
ひがしひろしま焼き 」(非公式段階ではひらがな表記でした)。
まずは非公式という形でスタートを切った中、「お好み焼き 楽」さまと「
西條商事 」さまがそれぞれ商品化。
お店やおうちでお召し上がりいただいておりました。
そういった事業者さまの動きが後押しとなって、今年4月には東広島市ブランド推進課より「公式化」が発表。
5月31日には「道の駅西条のん太の酒蔵」にてお披露目会が開催されました。
当日は、「お好み焼き 楽」さまのほかに、公式化のタイミングで手を挙げてくださった「真心デイズ」さま、「OKONON」さまがご出店。
11時のセレモニー開始前には、ご当地焼きを求める長蛇の列ができていました。

セレモニーは、東広島市出身でもあるTSSの中西アナウンサーが進行を務められました。
高垣市長とお二人で各店の東広島焼きを試食しながらの食レポもあり、会場は大いに沸いていました。
東広島焼きを通じて、お店ごとの創意工夫から、山海の幸が豊富な東広島市の魅力が発信されていくことを願ってやみません。

また、当日はお好み焼き業界の著名人、
お好み焼き愛好家タッちゃんさんとお好み焼きインスタグラマーのGENKI YAMAMOTOさんもご来場されていました。
実際に各店舗の東広島焼きを楽しんでいただき、「東広島焼きを応援するよ!」というお言葉をいただきました。
まさにこれから始まる東広島焼きに、心強い応援団を得た想いです。
広島県のソウルフードであるお好み焼きを通じて、東広島市に関心を持つ人が増え、実際に訪れて東広島焼きを味わい、
このまちを好きになってくれる人が増えていく。そして、お好み焼き店や生産者の皆さまの売上が全体的に底上げされていく。
これこそ、企画者として冥利に尽きる喜びです。

Hi-Bizも引き続き、東広島焼きが地域活性化につながるよう、生産者さまや飲食事業者さまなど、様々な事業者の皆さまを伴走支援いたします。
そして、こういった「地域の新しい選択肢」となるような仕掛けを考え、地域全体の経済振興を目指して取り組んでまいります。
センター長の三嶋です。
先日、山口県の萩市ビジネスチャレンジサポートセンターはぎビズの5周年記念セミナーと研修会にお伺いしました。
はぎビズはHi-Bizと同時期(2020年2月)に開設された支援拠点で、地域も近いことからイベントや研修会の共催なども行ってきました。

はぎビズは、重要伝統的建築物群保存地区、いわゆる『伝建地区』の中に立地する、全国でも稀有な支援拠点です。
その立地ならではの取り組みも多く、今回のセミナーも「伝建地区の空き家活用×地域活性の未来」をテーマとしていました。
京都市・金沢市と並ぶ全国トップの4つの伝建地区を持つ萩市、
その一つの浜崎地区に立地するはぎビズをハブとして展開されている動きをご説明いただきました。
東広島市の伝建地区といえば、日本の20世紀遺産20選にも選定されている「西条の酒造施設群」があります。
また、町並みを資産として保存し、未来へ継承しようとする動きは、高屋町白市や安芸津町三津などにも見られます。
Hi-Bizでそういった事業者さまのお話を聞くことも多いこともあり、大変興味深く拝聴しました。
国指定史跡であり、圧巻の構造物といえる御船倉が、今回の講演会の会場でした。
浜崎地区には、古民家を改装した一棟貸しの宿やフレンチレストラン、名物「しそわかめ」を扱うお店やかまぼこ屋さんなど、
港町と商家町の風情にあふれた魅力が多くあります。
そして、それらが、地元に長く暮らしてきた方々と、萩・浜崎の魅力に惹かれて市外・県外から集まってきた人々とが手を携え、
大切に育んでできたことがよく伝わってきました。

個人的には、城下町や武家町のある堀内地区、同じく武家町の平安古地区、更には参勤交代の宿場町だった佐々並市なども見て回りました。
どの町にも「町並みを守り、より美しく保存する」ための住まう皆さんの努力があります。
私の東広島市の第一印象は、新幹線の車窓から見えた田園風景と赤い瓦屋根の日本家屋でした。
これも、誰に言われるでもなく住民の皆さんが守り続けてきたまちの景観であり、今後も大切に継承していきたい取り組みだと感じます。
午後からBizモデルの創始者である小出さんと各地の支援拠点から集まった相談員の研修会がありました。
小出さんが萩市の事業者さまの相談対応をされ、それについて参加者でディスカッションを行いました。
小出さんの切り出す質問などを受け、セールスポイントや打ち出しを意見交換していると、パッと小出さんからオンリーワンの提案が出ます。
このあたりの知恵の練り込みや瞬発力は、小出さんが今も現役の中小企業支援家だからこそのもので、
毎度のことながら唸らされます(し、時になぜ同じようにできないか、と絶望もしますが…)。

他の支援拠点やそのセンター長等相談員の取り組みを聞くに及び、Hi-Bizでも更に成果を上げなければならないと強い刺激をもらいます。
東広島市の皆さんと様々なチャレンジに取り組み、それを支えられるよう尽力してまいります。

センター長の三嶋です。
先日、今年度の東広島市ビジネスサポート協議会総会が開催されました。
協議会参加機関である地域の経営支援機関の皆さまにお集まりいただき、昨年度のHi-Bizの支援活動並びに収支決算について報告し、
今年度の計画について事務局よりご提案いただきました。

後半は、各機関の代表の皆さまと「支援を必要とする事業者さまがHi-Bizを利用するきっかけを作るために」
という目線で意見交換をさせていただきました。
協議会での運営体制が2年目となり、昨年の連携の動きを振り返りながら、カギとなるのは
「悩みを多く持つ中小企業・小規模事業者との接点強化」に論点を仮説立て。
そこから、「各支援機関の若手人員のHi-Bizの理解促進」、
「東広島市ならではの金融機関の若手育成」を課題としてHi-Bizとの取り組みを進めて行くことになりました。

地域の支援機関の皆さまとの強い連携によって、
東広島市ならではの地域の中小企業や小規模事業者の皆さまへの支援策が手厚いものとなりますよう、力を尽くしてまいります。

センター長の三嶋です。
先日、高垣市長へ今年度のHi-Bizの活動計画をご報告にお伺いいたしました。

近況報告も合わせて行う中で、高垣市長から、「利用者を始め地域事業者の高い支持を得られている」
というお言葉をいただきました。
それとともに、「6年目を迎え、全国のBizモデルやそのほか支援機関と比較した特徴をより鮮明に描いてほしい」
というご期待・ご要望もいただきました。
東広島市は、合計特殊出生率が全国および広島県平均よりを上回っており、それを支えるように若年女性人口も増加傾向にあります。
これは、地方都市ではあまり例がなく、大学進学者の定住や雇用機会の充実、住みやすい環境など様々な要因があるかと思います。
そういった状況を踏まえ、髙垣市長には「Hi-Bizが、ミライノ⁺や他の経営支援機関と連携して、
東広島市らしい中小企業・小規模事業者支援の在り方を考えていくべきタイミングにある」と、ご示唆いただいたものと思いました。

Bizモデルは、公的なコンサルティング機関として地域における産業振興を通じた町おこしを推進するプロジェクトです。
その再現を目指してしっかりと取り組んでいく、そして、”東広島市ならでは”の支援機関としての成長・進化する姿を定める、
その両方が今年度の Hi-Bizの大きなテーマとなると考えました。
今後も、関連機関の皆さまと意見交換を重ねながら、地域の皆さまのご期待に応えられるよう、引き続き努力を重ねてまいります。
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センター長の三嶋です。
名古屋市昭和区に昨年開設された国内最大規模のオープンイノベーション拠点「STATION Ai」を視察しました。
視察にあたって、会員企業である株式会社スタメン 執行役員の丸岡さん、同社広報の上田さんにご尽力いただき、
株式会社eiicon 執行役員で東海支社長の伊藤さんとの面談もセットしていただきました。

視察の狙いは、ずばり“「地域×中小企業」における新産業創出や組織の活性化のために、
オープンイノベーションを仕掛けるスタート地点とステップを知る”ということでした。
STATION Aiのような施設がそこかしこに開設されるわけではなく、
ただ羨んでいるだけでは地域にイノベーションは起きません。
私たちHi-Bizは、
地域の中小企業や小規模事業者に「小さなイノベーション」を起こす「触媒」たる存在でなければなりません。
しかし、その支援にはどうしてもキャパシティの限界があり、支援が届かないことで、
意欲ある事業者にとっての貴重な機会を失わせてしまう恐れがあります。
そこで私は、地域の事業者自身が主体となり、イノベーションが自然に、継続的に生まれるような仕組みや仕掛けを作れないかと、
昨年ごろから模索を始めていました。

その意味で、まさに先進的にオープンイノベーションを各地で仕掛けてきたeiicon社の取り組みは参考になるものが多くありました。
華々しい点にどうしても目がいきがちです。
しかし、同社の泥臭い関係性作りや丁寧な課題抽出・プロセス設計など、
Bizモデルに通じる点が見受けられたことも興味深かったです。

地域の事業者が持つ強みや課題を卓上に並べる、あるいは、まちのプレーヤーが社会課題を提示し、
力を合わせて共創し、開かれた場で課題解決して成長していく場、
というのはもしかしたら理想論がすぎるのかもしれません。
少なくとも、私に手には余ることだとは認識しています。
だからこそ、東広島市の皆さんと一緒に考え、仕掛けて行けたらと思っています。
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センター長の三嶋です。
先日、東広島ロータリークラブの例会にて卓話という形でお時間をいただき、Hi-Bizの活動についてお話しいたしました。
東広島市には現在ロータリークラブが3つ存在しており、
東広島ロータリークラブは西条町の年末の風物詩になりつつある「Higashihiroshimaトワイエ」を主催されている団体です。

現会長は、Hi-Biz事務所を設計された(有)アリクデザインスタジオの栁河さま、
次期会長が以前よりHi-Bizをご利用いただいている佐々田さまといったご縁から、今回の卓話にお声がけをいただきました。
当日は、(公財)ロータリー米山記念奨学会から奨学金を受けられることが決まった学生の方のご紹介がありました。
同団体は全国のロータリークラブ会員からの寄付を財源として私費留学生を支援しており、東広島ロータリークラブの活動の一端を拝見した思いです。
卓話では、直近1年の活動状況を中心に、Bizモデルの成果創出の考え方やメカニズム、
それによって生み出された地域での支援と成果事例についてお話しいたしました。
皆さま熱心に耳を傾けていらっしゃいました。
地域社会への貢献と奉仕活動を展開されている東広島ロータリークラブの皆さまを前に、
公金で運営される支援機関としてより一層の貢献と成果創出をせねばならないと強く感じました。

引き続き、地域の様々な団体や支援機関の皆さまと連携し、地域経済の活性化に尽力してまいります。
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センター長の三嶋です。
先日、北海道釧路市の釧路市ビジネスサポートセンターk-Biz(ケービズ)にて、全国Bizネットワークに参加する相談員の研修会が開催されました。
相談員や自治体職員、連携メディアなど、総勢12名が参加しました。

今回の研修は、Bizモデル型支援拠点の成長・進化の方向性についてすり合わせを行う一方、
核となるサービスである経営相談のスキルやスタンスを相互に見直す場となりました。
実際に来所する新規利用のご相談事業者さまの相談対応を材料とした意見交換では、
相談対応のケーススタディとは違ったリアルな事業者様の声やリアクション、また相談員の進め方や所作まで共有される、非常に学びの多い時間でした。

全国のBizモデル型支援拠点で相談対応を行っている件数は年間で1万件を優に超えます。
その支援経験の蓄積がこのような場で交換されることで、公的な中小企業支援という特殊な領域でありながら、集合天才的に支援レベルを向上させる。
そしてそれを持ち帰って各自が地域の売上アップに取り組み、更に成果を創出する。
そういった好循環を生み出す起点に、こういった研修会があると感じています。
今回の学びを、東広島市の事業者の皆さまに還元するべく力を注いでまいります。
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センター長の三嶋です。
春の陽気を通り越して5月並みの気温になったり、広島県央のみならず西条でも雪がちらついたり、
三寒四温とは言いますがこうも気温の変化が激しいと衣替えをいつしようか、悩ましいところですね。
さて、本日より令和7年度となります。Hi-Bizは6年目のスタート、と言いながらもいつもと同じような月初めの日を迎えております。

Hi-Bizが東広島市で再現を目指す富士市産業支援センターf-Biz、同じ狙いで全国各地の自治体が取り組むのがBizモデルです。
その再現のポイントは、「知恵とアイデアで流れを変える」、そして地域事業者の「売上アップ」を果たすこと。
事業としては大変に大きな額の公金を投下して頂いており、その分の投資対効果も当然求められるものであり、
私たち相談員は「毎年の成果とその取り組みプロセス」を審査され、1年単位で契約更新をするポジションです。
毎年、年度内に2回の審査会が行われています。(審査会に際してのブログは
こちら)
実は、昨年度末をもってクローズしたビズモデル拠点がいくつかありました。
センター長の自主的な退任がきっかけとなっていたり、行政の判断による事業の終了だったり、事業方針の変更だったり、それぞれの理由があったようです。
その報に触れた際に、改めてこの事業が継続していくことの難しさを思い、この場が設置されていることが「当たり前ではない」と感じています。
私は、Hi-Biz事業のアプローチは地域における「事業者支援を通じたまちおこし」と捉えています。
また、「公的機関ならではの事業者支援(公によるビジネスコンサルティング)」という面もあると考えています。
地域の暮らしを豊かにする「新商品・新サービスの開発」を「新しい選択肢」として提示する。
また、「既存商品・サービスの正しい認知獲得」を通じて、より多くの方に届ける。
そういった取り組みを地域の中小企業・小規模事業者の皆さんの支援を通じて進めることは、
民間事業者は(その市場性ゆえ)参入しない領域であり、公的機関だからこそ成し遂げられると考えています。

東広島市においてHi-Bizが設置されていることへのご期待やご要望をしっかりと把握し、また必要に応じて期待値調整をさせていただき、
この支援が必要な事業者の皆さまへ届くように努め、ご期待に応えご要望を叶えられるように力を尽くしてまいります。

本年度もどうぞ、よろしくお願い申し上げます。
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センター長の三嶋です。
先日、「東広島芸術文化ホールくらら」にて開催された『円陣活動報告会』に審査員として出席いたしました。
私以外の審査員は、県立広島大学や叡啓大学で教授を務める早田さま、NPO法人ETIC.の木村さまというお顔ぶれ。
さらに会場は多くの方が駆け付け、その熱気や威容に圧倒されました。
本年度が第二回となる『円陣』は、東広島市が独自に展開する社会課題の解決を目指す共創型起業プログラム。
10組のプレイヤーがそれぞれ独自の視点で地域の課題と打ち手の仮説を描き、伴走者やサポーターの支援を受けながら、半年間にわたって取り組むものです。
全員の発表終了後には、髙垣市長からプレイヤーの皆さんへの講評と労いのメッセージ、
そして円陣を通じた地域課題を解決する「ローカルゼブラ」の登場への期待のお言葉がありました。
そして、続く第二部では、発表者の方を支えた伴走者の皆さまも交え、私たち審査員からコメント、
質問をさせていただく形で各プロジェクトを掘り下げていきました。

その後は各賞の表彰。発表から垣間見える皆さんの汗と努力に鑑み、大変に悩ましい選考となりました。
それでも、決めなければいけないのが審査、ということで円陣の活動ポリシーと各賞の選考基準に則り、最もふさわしいチームを表出させていただきました。
表彰された皆さま、改めておめでとうございました。
こういった形で社会課題の解決と自己実現の両方の達成を目指すと同時に、
事業化することで持続可能な解決策の構築を目指すというのは生半可なことではないと思います。
ただ、世の中の事業のほとんどはそういった“社会の不”に立脚しているものです。
社会の不が多様である現代だからこそ、円陣のようなアプローチがあることで様々な課題解決につながるのだと思います。

私たちHi-Bizは、その事業化・収益化の部分においてビジネスモデル構築や事業のブラッシュアップ、
情報発信や販路開拓等で皆さんの力となりたいと考えます。
プレイヤー、伴走者・サポーターの皆さま、そして円陣事務局の皆さま、改めてお疲れさまでした!
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先日、岐阜県大垣市に開設されている大垣ビジネスサポートセンターGaki-Biz(ガキビズ)を視察してまいりました。
2018年7月の開設で、Hi-Bizよりも1年半ほど先輩にあたるBizモデル型支援拠点です。
そして、正田センター長は開設時から一貫して任用されている方です。
今回、視察に伺った背景には、成果を上げ続けている支援拠点ということはもちろんですが、東広島市やHi-Bizとの類似点が多いこともあります。
大都市からの距離感(名古屋市~大垣市の直線距離34~5㎞)という地域経済環境に加え、
センター長+複数の非常勤専門家体制で運営する拠点であること、地域の経営支援機関との連携や商工会議所との協力体制なども類似点として挙げられます。

当日は、富山県の氷見市ビジネスサポートセンターHimi-Biz(ヒミビズ)の荒川センター長と氷見市役所の伯水主任も視察に来られ、
成果創出や地域から支持される安定運営など多くの課題について意見交換を行いました。
非常勤専門家への情報共有や支援クオリティの向上、地域における複数のステークホルダーとの関係構築や貢献、
また自治体や運営主体の運営方針とそれを受けた拠点経営戦略など多くの学びがありました。

Hi-Bizも開設6年目に入りました。
今回の視察を通じて、更なる成果創出と地域への貢献を果たすための取り組みは、従来の支援の延長線上のものだけではなく、
支援拠点自体がチャレンジを重ねることが必要だと考えました。
意図的な化学反応や様々な変革を起こし、支援拠点が成長し続けることによって、地域への貢献度を高めてまいります。

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センター長の三嶋です。
いつもとは変わったトーンのタイトルですが、非常に重要な情報ですのでご紹介させていただきます。
朝日新聞の連載『M&A仲介の罠Ⅴ 地域金融の責任』の第5回で中小企業支援家の小出さんの記事が掲載されています。
是非、連載記事全体をお読みいただけると理解が深まろうかと思います。
*朝日新聞(2025.2.25)
『地域金融のM&A仲介「業者と同じはダメ」中小企業支援家からの警鐘』
(朝日新聞さまのサイトにリンクします)
昨年から続く船井電機株式会社の報道でも改めて指摘されるようになった企業の存続や再建のためのM&Aという手法。
私自身、小規模M&Aの仲介サイトを眺めることもありますし、Hi-Bizの利用者さまでM&Aによって企業の存続や活性化を目指している方もいらっしゃいます。
そのため、“M&A=悪”ということではなく、ディールにおけるリスクを把握し冷静に判断しなくてはいけないということだと考えます。
本連載では、M&Aの仲介に地域金融機関が参加しているケースを取り上げています。
結果だけ見てしまえば「なぜこのようなことに?」と首を傾げざるを得ません。
契約に至る間に地域金融機関からは、売り手に何度も冷静になるようにアドバイスがあったようですが、
仲介をしてしまった以上は責任を問われることもやむを得ないと感じました。
売り手事業者へ提案する前に、買い手情報を洗って精査するのは『専門家』としての金融機関の役割だと思います
(ただ、どこまで行っても経営判断は時の経営者の責任が最大であるため、その判断に至る情報提供において責任の一端を負う、というお話です)。
本件を受け、「善意でなされる悪行」という言葉が思い出されました。
SNSやオンラインサロンなどで経営や創業、起業の相談をする、という話を私も耳にします。
そういった方がHi-Bizにいらっしゃるのは得てして「コトが起きてしまってから」です。
・知人に開業を勧められ、司法書士を紹介されて会社を設立。
その後、会社の税務を同様に紹介された税理士法人に依頼したところ、(正統な報酬額だが)数か月で自己資金の大半を失った…。
・SNSでメッセージのあった方にSNSの運用改善を依頼。
約束通り投稿を代行してくれたが、数か月の間に資金だけ失い結局何も成果が得られなかった…。
・SNSで知り合った方からオンラインサロンを紹介されて参加。
有料のセミナーやワークショップの案内を多数受け、断り切れずにいくつか参加せざるを得なかった…。
・社会活動の展開を相談していたら「一般社団法人を立ち上げては?」という提案をされた。
その理由やメリットがわからず、周囲に確認している…。
あくまで例ですが、このような事案をお伺いすることがこの1年ほどで増えました。
ここに見えてくるのが、「善意の悪行」ということです。
上述の中で登場する知人やSNSでつながった方は、決して当事者を「騙そう」と考えた方ばかりではなく、
「何かの助けになれば」という善意発信の行動だったと思うのです。
ただ、それが結果的に相手に不利益をもたらす「悪行」になってしまっています。
これは、双方の見識の浅さから起きるもので、冷たいかもしれませんが、最終的には「判断したご自身の責任」と思わざるを得ません。
※偉そうに書いていますが、ケースは違いますが私も過去に同じような判断ミスをしたこともあり、自戒の念も込めてそう思います。
意思決定に際して、本当に自分は冷静に考えられているか、客観的に見つめ直すこと。
そこで少しでも曇りを感じたら、しっかりと情報収集をし直して意思決定の確度をあげることに努めることが必要だと思います。
特に前者の「冷静さ」が重要です。
いつもとは少しトーンの違うお話でしたが、たまにはこのような情報共有も良いかなと思い筆を執りました。
Hi-Bizは「売上アップに特化した相談所」ですが、こういったご相談もお伺いして一緒に考えさせていただきます。
小出さんの記事文中にもありますが、私たちは、「まず経営改善、もっと稼げる会社へ」ということに東広島市の政策で設置された機関です。
何かありましたらぜひ、お訪ねください。

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センター長の三嶋です。
昨日2月24日はHi-Bizの開所日で、おかげさまで丸5年を迎えることができました。
この5年間で1,030弱の事業者の皆さまに、延べ8,200回以上ご利用いただきました。
私が対応させていただいたのはそのうちの半分程度の4,000件ほどでして、多くの心強い専門家の皆さんと協業で、運営が成り立っていることを痛感します。
さて、この1年を振り返ると、新たに128組の事業者さまにご利用いただき、延べ1,504件のご相談を承りました。
ここ数年、概ね同様のペースで推移しており、これは現在のHi-Bizの対応力とほぼイコールになっている状態です。
今後、より多くの事業者さまの相談に対応できるよう、提案力の質の向上と合わせて専門家含めた人員強化といった量への対応力の向上も図ってまいります。
また、毎年末に実施しているご利用者さまアンケートにつきましても、本年もたくさんのご回答をいただきました。
Hi-Bizの設置主体である東広島市役所が目を通し、運営改善の材料とさせていただいております。
引き続き、忌憚なくご意見ご要望をお寄せいただけましたら幸いです。
「物価=原価高騰」が続くなか、地域事業者の経営環境は決して楽観できるものではありません。
ただ一方で、そのような状況下でも戦略的に売上を伸ばしている事業者もいらっしゃいます。
東広島市において、そうした事業者を増やしていく、そのためにまだまだ私たちは、できることもやらねばならないことも多くあると考えています。
まずは、皆さまのお話をお聞かせいただき、その成長戦略を一緒に考えさせてください。どうぞよろしくお願い申し上げます。

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