センター長の三嶋です。
先日、中小企業支援家でBizモデルの創始者である小出さんがご来訪されました。
東広島市役所産業振興課の皆さんとの意見交換を行った後、Hi-Bizの拠点運営等について壁打ちをお願いしました。

その中で改めて確認したキーワードが表題の「公によるビジネスコンサルティング」ということ。
これは、小出さんが20年以上に渡り、公的機関における産業支援のあるべき姿として提示されているものです。
その要点として、
1⃣相談者と同じ目線に立って考える
2⃣ビジネスや経営者のセールスポイントを的確に捉え、本人にも認識させる
3⃣ビジネスの成功を目指して戦略と戦術を共に練り、実現へ向けて一緒になって挑戦する
ということを挙げています。
現状分析と問題指摘だけでは売り上げは上がらず、経営改善に至りません。
事業者の「より良くありたい」という相談に対して、「知恵とアイデア」、具体策の提供が必要で、その役割を果たすことが重要だというものです。
その後は、小出さんとHi-Bizご利用者さまの今後の方針に関するディスカッションを行い、実際に事業者さまのご相談対応を行いました。
小出さんとのお話を通じて、上記の「スキルとスタンス」の重要性を感じ、改めてHi-Bizの果たすべき地域での役割を核にした思いです。

引き続き、相談に来られる皆さまのお力になれますよう、力を尽くしてまいります。
センター長の三嶋です。
先日、広島市中小企業会館にて開催されたオタフクソース株式会社さまの「お好み焼提案会2025」へお招きいただきました。
この提案会は、オタフクソースさまのお取引先さま(お好み焼き店、小売・卸売事業者など)向けの、いわゆる見本市のようなものです。
東京都・大阪府・広島県で年に各所1回ずつ行われています。
今回のテーマは「笑顔で結ぶお好み焼の輪」。
“東広島焼き”の紹介があるとお聞きし、私も見学してまいりました。

会場内でまず目に入ったのが「広島のご当地お好み焼巡り」コーナー。
その中でも入口に近いところで東広島焼きが振舞われていました。
焼いていたのは、「
お好み焼みミーティング 」にもオブザーブで参加いただいた、一般社団法人お好み焼アカデミーの川本さん。
その他の提供品も、すべてオタフクソースさまのお好み焼課を中心としたスタッフの皆さまが対応されていました。
東広島焼き以外にも、呉焼き、三原焼き、純米吟醸たけはら焼、尾道焼き、因島村上海賊焼き、庄原焼き、備後府中焼き、
あきたかた焼き、ふわふわ納豆焼きの計10種のご当地お好み焼がありました。
そしてオタフクソースさまのお好み焼キャラバンカーでも実演提供されていました。

その他、お好み焼店さまへの提案として鉄板焼きメニューもたくさんあり、
ウニホーレンに続くご当地メニューとしてカキコマなどが紹介されていました。
また、お米の麺を使ったお好み焼やこんにゃく麺のヴィーガン焼きそばといった食の多様性に対応するメニューなどなど、
とにかくおいしいものがいっぱい、の提案会でした。

東広島焼きの公式化が発表されて以降、道の駅西条のん太の酒蔵でのお披露目会、
姉妹都市・北広島市のエスコンフィールド北海道で開催された「広島フェア」での紹介、
そして今回のお好み焼提案会での紹介と露出が増えてきています。
生産者さま・お好み焼店さま含む飲食事業者さま・小売店さまなどなど、東広島焼きを契機とした地域全体の売上アップにつながるよう、
引き続き尽力してまいります。
センター長の三嶋です。
昨年1年の中で事業者の皆さまと意見を出し合い誕生した東広島のご当地焼き
「
ひがしひろしま焼き 」(非公式段階ではひらがな表記でした)。
まずは非公式という形でスタートを切った中、「お好み焼き 楽」さまと「
西條商事 」さまがそれぞれ商品化。
お店やおうちでお召し上がりいただいておりました。
そういった事業者さまの動きが後押しとなって、今年4月には東広島市ブランド推進課より「公式化」が発表。
5月31日には「道の駅西条のん太の酒蔵」にてお披露目会が開催されました。
当日は、「お好み焼き 楽」さまのほかに、公式化のタイミングで手を挙げてくださった「真心デイズ」さま、「OKONON」さまがご出店。
11時のセレモニー開始前には、ご当地焼きを求める長蛇の列ができていました。

セレモニーは、東広島市出身でもあるTSSの中西アナウンサーが進行を務められました。
高垣市長とお二人で各店の東広島焼きを試食しながらの食レポもあり、会場は大いに沸いていました。
東広島焼きを通じて、お店ごとの創意工夫から、山海の幸が豊富な東広島市の魅力が発信されていくことを願ってやみません。

また、当日はお好み焼き業界の著名人、
お好み焼き愛好家タッちゃんさんとお好み焼きインスタグラマーのGENKI YAMAMOTOさんもご来場されていました。
実際に各店舗の東広島焼きを楽しんでいただき、「東広島焼きを応援するよ!」というお言葉をいただきました。
まさにこれから始まる東広島焼きに、心強い応援団を得た想いです。
広島県のソウルフードであるお好み焼きを通じて、東広島市に関心を持つ人が増え、実際に訪れて東広島焼きを味わい、
このまちを好きになってくれる人が増えていく。そして、お好み焼き店や生産者の皆さまの売上が全体的に底上げされていく。
これこそ、企画者として冥利に尽きる喜びです。

Hi-Bizも引き続き、東広島焼きが地域活性化につながるよう、生産者さまや飲食事業者さまなど、様々な事業者の皆さまを伴走支援いたします。
そして、こういった「地域の新しい選択肢」となるような仕掛けを考え、地域全体の経済振興を目指して取り組んでまいります。
センター長の三嶋です。
先日、山口県の萩市ビジネスチャレンジサポートセンターはぎビズの5周年記念セミナーと研修会にお伺いしました。
はぎビズはHi-Bizと同時期(2020年2月)に開設された支援拠点で、地域も近いことからイベントや研修会の共催なども行ってきました。

はぎビズは、重要伝統的建築物群保存地区、いわゆる『伝建地区』の中に立地する、全国でも稀有な支援拠点です。
その立地ならではの取り組みも多く、今回のセミナーも「伝建地区の空き家活用×地域活性の未来」をテーマとしていました。
京都市・金沢市と並ぶ全国トップの4つの伝建地区を持つ萩市、
その一つの浜崎地区に立地するはぎビズをハブとして展開されている動きをご説明いただきました。
東広島市の伝建地区といえば、日本の20世紀遺産20選にも選定されている「西条の酒造施設群」があります。
また、町並みを資産として保存し、未来へ継承しようとする動きは、高屋町白市や安芸津町三津などにも見られます。
Hi-Bizでそういった事業者さまのお話を聞くことも多いこともあり、大変興味深く拝聴しました。
国指定史跡であり、圧巻の構造物といえる御船倉が、今回の講演会の会場でした。
浜崎地区には、古民家を改装した一棟貸しの宿やフレンチレストラン、名物「しそわかめ」を扱うお店やかまぼこ屋さんなど、
港町と商家町の風情にあふれた魅力が多くあります。
そして、それらが、地元に長く暮らしてきた方々と、萩・浜崎の魅力に惹かれて市外・県外から集まってきた人々とが手を携え、
大切に育んでできたことがよく伝わってきました。

個人的には、城下町や武家町のある堀内地区、同じく武家町の平安古地区、更には参勤交代の宿場町だった佐々並市なども見て回りました。
どの町にも「町並みを守り、より美しく保存する」ための住まう皆さんの努力があります。
私の東広島市の第一印象は、新幹線の車窓から見えた田園風景と赤い瓦屋根の日本家屋でした。
これも、誰に言われるでもなく住民の皆さんが守り続けてきたまちの景観であり、今後も大切に継承していきたい取り組みだと感じます。
午後からBizモデルの創始者である小出さんと各地の支援拠点から集まった相談員の研修会がありました。
小出さんが萩市の事業者さまの相談対応をされ、それについて参加者でディスカッションを行いました。
小出さんの切り出す質問などを受け、セールスポイントや打ち出しを意見交換していると、パッと小出さんからオンリーワンの提案が出ます。
このあたりの知恵の練り込みや瞬発力は、小出さんが今も現役の中小企業支援家だからこそのもので、
毎度のことながら唸らされます(し、時になぜ同じようにできないか、と絶望もしますが…)。

他の支援拠点やそのセンター長等相談員の取り組みを聞くに及び、Hi-Bizでも更に成果を上げなければならないと強い刺激をもらいます。
東広島市の皆さんと様々なチャレンジに取り組み、それを支えられるよう尽力してまいります。

センター長の三嶋です。
先日、今年度の東広島市ビジネスサポート協議会総会が開催されました。
協議会参加機関である地域の経営支援機関の皆さまにお集まりいただき、昨年度のHi-Bizの支援活動並びに収支決算について報告し、
今年度の計画について事務局よりご提案いただきました。

後半は、各機関の代表の皆さまと「支援を必要とする事業者さまがHi-Bizを利用するきっかけを作るために」
という目線で意見交換をさせていただきました。
協議会での運営体制が2年目となり、昨年の連携の動きを振り返りながら、カギとなるのは
「悩みを多く持つ中小企業・小規模事業者との接点強化」に論点を仮説立て。
そこから、「各支援機関の若手人員のHi-Bizの理解促進」、
「東広島市ならではの金融機関の若手育成」を課題としてHi-Bizとの取り組みを進めて行くことになりました。

地域の支援機関の皆さまとの強い連携によって、
東広島市ならではの地域の中小企業や小規模事業者の皆さまへの支援策が手厚いものとなりますよう、力を尽くしてまいります。

センター長の三嶋です。
先日、高垣市長へ今年度のHi-Bizの活動計画をご報告にお伺いいたしました。

近況報告も合わせて行う中で、高垣市長から、「利用者を始め地域事業者の高い支持を得られている」
というお言葉をいただきました。
それとともに、「6年目を迎え、全国のBizモデルやそのほか支援機関と比較した特徴をより鮮明に描いてほしい」
というご期待・ご要望もいただきました。
東広島市は、合計特殊出生率が全国および広島県平均よりを上回っており、それを支えるように若年女性人口も増加傾向にあります。
これは、地方都市ではあまり例がなく、大学進学者の定住や雇用機会の充実、住みやすい環境など様々な要因があるかと思います。
そういった状況を踏まえ、髙垣市長には「Hi-Bizが、ミライノ⁺や他の経営支援機関と連携して、
東広島市らしい中小企業・小規模事業者支援の在り方を考えていくべきタイミングにある」と、ご示唆いただいたものと思いました。

Bizモデルは、公的なコンサルティング機関として地域における産業振興を通じた町おこしを推進するプロジェクトです。
その再現を目指してしっかりと取り組んでいく、そして、”東広島市ならでは”の支援機関としての成長・進化する姿を定める、
その両方が今年度の Hi-Bizの大きなテーマとなると考えました。
今後も、関連機関の皆さまと意見交換を重ねながら、地域の皆さまのご期待に応えられるよう、引き続き努力を重ねてまいります。
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センター長の三嶋です。
名古屋市昭和区に昨年開設された国内最大規模のオープンイノベーション拠点「STATION Ai」を視察しました。
視察にあたって、会員企業である株式会社スタメン 執行役員の丸岡さん、同社広報の上田さんにご尽力いただき、
株式会社eiicon 執行役員で東海支社長の伊藤さんとの面談もセットしていただきました。

視察の狙いは、ずばり“「地域×中小企業」における新産業創出や組織の活性化のために、
オープンイノベーションを仕掛けるスタート地点とステップを知る”ということでした。
STATION Aiのような施設がそこかしこに開設されるわけではなく、
ただ羨んでいるだけでは地域にイノベーションは起きません。
私たちHi-Bizは、
地域の中小企業や小規模事業者に「小さなイノベーション」を起こす「触媒」たる存在でなければなりません。
しかし、その支援にはどうしてもキャパシティの限界があり、支援が届かないことで、
意欲ある事業者にとっての貴重な機会を失わせてしまう恐れがあります。
そこで私は、地域の事業者自身が主体となり、イノベーションが自然に、継続的に生まれるような仕組みや仕掛けを作れないかと、
昨年ごろから模索を始めていました。

その意味で、まさに先進的にオープンイノベーションを各地で仕掛けてきたeiicon社の取り組みは参考になるものが多くありました。
華々しい点にどうしても目がいきがちです。
しかし、同社の泥臭い関係性作りや丁寧な課題抽出・プロセス設計など、
Bizモデルに通じる点が見受けられたことも興味深かったです。

地域の事業者が持つ強みや課題を卓上に並べる、あるいは、まちのプレーヤーが社会課題を提示し、
力を合わせて共創し、開かれた場で課題解決して成長していく場、
というのはもしかしたら理想論がすぎるのかもしれません。
少なくとも、私に手には余ることだとは認識しています。
だからこそ、東広島市の皆さんと一緒に考え、仕掛けて行けたらと思っています。
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センター長の三嶋です。
先日、東広島ロータリークラブの例会にて卓話という形でお時間をいただき、Hi-Bizの活動についてお話しいたしました。
東広島市には現在ロータリークラブが3つ存在しており、
東広島ロータリークラブは西条町の年末の風物詩になりつつある「Higashihiroshimaトワイエ」を主催されている団体です。

現会長は、Hi-Biz事務所を設計された(有)アリクデザインスタジオの栁河さま、
次期会長が以前よりHi-Bizをご利用いただいている佐々田さまといったご縁から、今回の卓話にお声がけをいただきました。
当日は、(公財)ロータリー米山記念奨学会から奨学金を受けられることが決まった学生の方のご紹介がありました。
同団体は全国のロータリークラブ会員からの寄付を財源として私費留学生を支援しており、東広島ロータリークラブの活動の一端を拝見した思いです。
卓話では、直近1年の活動状況を中心に、Bizモデルの成果創出の考え方やメカニズム、
それによって生み出された地域での支援と成果事例についてお話しいたしました。
皆さま熱心に耳を傾けていらっしゃいました。
地域社会への貢献と奉仕活動を展開されている東広島ロータリークラブの皆さまを前に、
公金で運営される支援機関としてより一層の貢献と成果創出をせねばならないと強く感じました。

引き続き、地域の様々な団体や支援機関の皆さまと連携し、地域経済の活性化に尽力してまいります。
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センター長の三嶋です。
先日、北海道釧路市の釧路市ビジネスサポートセンターk-Biz(ケービズ)にて、全国Bizネットワークに参加する相談員の研修会が開催されました。
相談員や自治体職員、連携メディアなど、総勢12名が参加しました。

今回の研修は、Bizモデル型支援拠点の成長・進化の方向性についてすり合わせを行う一方、
核となるサービスである経営相談のスキルやスタンスを相互に見直す場となりました。
実際に来所する新規利用のご相談事業者さまの相談対応を材料とした意見交換では、
相談対応のケーススタディとは違ったリアルな事業者様の声やリアクション、また相談員の進め方や所作まで共有される、非常に学びの多い時間でした。

全国のBizモデル型支援拠点で相談対応を行っている件数は年間で1万件を優に超えます。
その支援経験の蓄積がこのような場で交換されることで、公的な中小企業支援という特殊な領域でありながら、集合天才的に支援レベルを向上させる。
そしてそれを持ち帰って各自が地域の売上アップに取り組み、更に成果を創出する。
そういった好循環を生み出す起点に、こういった研修会があると感じています。
今回の学びを、東広島市の事業者の皆さまに還元するべく力を注いでまいります。
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センター長の三嶋です。
春の陽気を通り越して5月並みの気温になったり、広島県央のみならず西条でも雪がちらついたり、
三寒四温とは言いますがこうも気温の変化が激しいと衣替えをいつしようか、悩ましいところですね。
さて、本日より令和7年度となります。Hi-Bizは6年目のスタート、と言いながらもいつもと同じような月初めの日を迎えております。

Hi-Bizが東広島市で再現を目指す富士市産業支援センターf-Biz、同じ狙いで全国各地の自治体が取り組むのがBizモデルです。
その再現のポイントは、「知恵とアイデアで流れを変える」、そして地域事業者の「売上アップ」を果たすこと。
事業としては大変に大きな額の公金を投下して頂いており、その分の投資対効果も当然求められるものであり、
私たち相談員は「毎年の成果とその取り組みプロセス」を審査され、1年単位で契約更新をするポジションです。
毎年、年度内に2回の審査会が行われています。(審査会に際してのブログは
こちら)
実は、昨年度末をもってクローズしたビズモデル拠点がいくつかありました。
センター長の自主的な退任がきっかけとなっていたり、行政の判断による事業の終了だったり、事業方針の変更だったり、それぞれの理由があったようです。
その報に触れた際に、改めてこの事業が継続していくことの難しさを思い、この場が設置されていることが「当たり前ではない」と感じています。
私は、Hi-Biz事業のアプローチは地域における「事業者支援を通じたまちおこし」と捉えています。
また、「公的機関ならではの事業者支援(公によるビジネスコンサルティング)」という面もあると考えています。
地域の暮らしを豊かにする「新商品・新サービスの開発」を「新しい選択肢」として提示する。
また、「既存商品・サービスの正しい認知獲得」を通じて、より多くの方に届ける。
そういった取り組みを地域の中小企業・小規模事業者の皆さんの支援を通じて進めることは、
民間事業者は(その市場性ゆえ)参入しない領域であり、公的機関だからこそ成し遂げられると考えています。

東広島市においてHi-Bizが設置されていることへのご期待やご要望をしっかりと把握し、また必要に応じて期待値調整をさせていただき、
この支援が必要な事業者の皆さまへ届くように努め、ご期待に応えご要望を叶えられるように力を尽くしてまいります。

本年度もどうぞ、よろしくお願い申し上げます。
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センター長の三嶋です。
先日、「東広島芸術文化ホールくらら」にて開催された『円陣活動報告会』に審査員として出席いたしました。
私以外の審査員は、県立広島大学や叡啓大学で教授を務める早田さま、NPO法人ETIC.の木村さまというお顔ぶれ。
さらに会場は多くの方が駆け付け、その熱気や威容に圧倒されました。
本年度が第二回となる『円陣』は、東広島市が独自に展開する社会課題の解決を目指す共創型起業プログラム。
10組のプレイヤーがそれぞれ独自の視点で地域の課題と打ち手の仮説を描き、伴走者やサポーターの支援を受けながら、半年間にわたって取り組むものです。
全員の発表終了後には、髙垣市長からプレイヤーの皆さんへの講評と労いのメッセージ、
そして円陣を通じた地域課題を解決する「ローカルゼブラ」の登場への期待のお言葉がありました。
そして、続く第二部では、発表者の方を支えた伴走者の皆さまも交え、私たち審査員からコメント、
質問をさせていただく形で各プロジェクトを掘り下げていきました。

その後は各賞の表彰。発表から垣間見える皆さんの汗と努力に鑑み、大変に悩ましい選考となりました。
それでも、決めなければいけないのが審査、ということで円陣の活動ポリシーと各賞の選考基準に則り、最もふさわしいチームを表出させていただきました。
表彰された皆さま、改めておめでとうございました。
こういった形で社会課題の解決と自己実現の両方の達成を目指すと同時に、
事業化することで持続可能な解決策の構築を目指すというのは生半可なことではないと思います。
ただ、世の中の事業のほとんどはそういった“社会の不”に立脚しているものです。
社会の不が多様である現代だからこそ、円陣のようなアプローチがあることで様々な課題解決につながるのだと思います。

私たちHi-Bizは、その事業化・収益化の部分においてビジネスモデル構築や事業のブラッシュアップ、
情報発信や販路開拓等で皆さんの力となりたいと考えます。
プレイヤー、伴走者・サポーターの皆さま、そして円陣事務局の皆さま、改めてお疲れさまでした!
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先日、岐阜県大垣市に開設されている大垣ビジネスサポートセンターGaki-Biz(ガキビズ)を視察してまいりました。
2018年7月の開設で、Hi-Bizよりも1年半ほど先輩にあたるBizモデル型支援拠点です。
そして、正田センター長は開設時から一貫して任用されている方です。
今回、視察に伺った背景には、成果を上げ続けている支援拠点ということはもちろんですが、東広島市やHi-Bizとの類似点が多いこともあります。
大都市からの距離感(名古屋市~大垣市の直線距離34~5㎞)という地域経済環境に加え、
センター長+複数の非常勤専門家体制で運営する拠点であること、地域の経営支援機関との連携や商工会議所との協力体制なども類似点として挙げられます。

当日は、富山県の氷見市ビジネスサポートセンターHimi-Biz(ヒミビズ)の荒川センター長と氷見市役所の伯水主任も視察に来られ、
成果創出や地域から支持される安定運営など多くの課題について意見交換を行いました。
非常勤専門家への情報共有や支援クオリティの向上、地域における複数のステークホルダーとの関係構築や貢献、
また自治体や運営主体の運営方針とそれを受けた拠点経営戦略など多くの学びがありました。

Hi-Bizも開設6年目に入りました。
今回の視察を通じて、更なる成果創出と地域への貢献を果たすための取り組みは、従来の支援の延長線上のものだけではなく、
支援拠点自体がチャレンジを重ねることが必要だと考えました。
意図的な化学反応や様々な変革を起こし、支援拠点が成長し続けることによって、地域への貢献度を高めてまいります。

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