農業と地域の持続を目指す新展開に挑戦!CSA(地域支援型農業)で産品流通を活性化! 農事組合法人ファーム・おださま
2023.05.19 情報発信新商品開発
農業と地域の持続を目指す新展開に挑戦!
CSA(地域支援型農業)で産品流通を活性化!
■相談内容■
広島県下最大級の集積面積(102ha)を持つ
河内町小田の農事組合法人ファーム・おだ様。
減農薬の特別栽培米に取り組み
もち麦やアスパラガスなど栽培品目を拡げる他
ドローンなどICT導入にも挑戦しています。
主要作物である米の消費量が年々低下、お米離れと言われる中
米作りで成り立つ小田の地域と農業を守りたい、と
ご相談にいらっしゃいました。
■Hi-Bizのサポート■
ファーム・おだの原点である、「農業でふるさとを守りたい」というメッセージに着目。
「お米を買う」形で地域に関わる仲間を集めるというコンセプトの
「里山メンバーシップ」というCSA(地域支援型農業)への進出をご提案。
規則の作成や広告素材・チラシの制作やマルシェへの出店など
小田に住む仲間を巻き込んだ取り組みを始めました。
■結果■
地域を守る取り組みとして、新聞等各種メディアで取り上げられるなど
注目を集め、地域内外から反響がありました。
また、東広島市だけでなく広島市にお住まいの方が
メンバーシップに加わるなど取り組みの輪が広がっています。
■センター長より■
地域における水田は優秀な農地であるだけでなく、景観であり、生態系でもあります。
里山の景色に当たり前にある水田も、お米が売れなければ維持できず
耕作放棄地となり荒れてしまいます。
ファーム・おだ様の「農業で地域を守る」という決意が
新商品の開発に繋がっています。
■事業者情報■
農事組合法人ファーム・おださま