センター長の三嶋です。

先日、山形市売上増進支援センターY-biz（ワイビズ）へ視察にお伺いいたしました。

山形市は東広島市と同様、盆地に立地した都市で、人口は25万人ほど。

東北最大の都市、仙台市とは１時間〜１時間半ほどの距離です。

最上氏の城下町としての歴史を持ちつつ、近年では「ラーメン外食費」日本一のまちとして知られ、人口10万人あたりのラーメン店の数も日本一多いそうです。

さて、その山形市に拠点を置くY-biz。2018年12月に開設されており、Hi-Bizよりも1年2か月先輩に当たる拠点です。

センター長を務められている富松さん、昨年より相談員として加わった菅野さんを中心に、非常勤の専門家の方がサポートする体制をとっています。

確かな成果を上げ続けているその運営体制を学ぶべく、始業から終業まで現地にて張り付かせていただきました。

当日は、３件の相談対応に同席させていただいた他、

ご支援中の相談者様への提案方針やその進行中の内容をブラッシュアップする案件ミーティングにも参加させていただきました。

細部にまで相談員が知恵を出し合って組み立てていく様子は、まさに「知恵とアイデアで流れを変える」Bizモデル拠点らしさを感じました。

また、その後は富松センター長と個別にディスカッション。

現在に至るまでのY-bizの運営の変遷や、成果をお返しするための支援のあり方、

また相談者の皆さんに気持ちよく利用していただくための様々な配慮や仕掛けをお伺いしました。

さっそく真似させていただきたい内容も多くあり、次年度のHi-Bizの課題解決に活かしていきたいと思います。

このように自治体や運営主体の枠を超えた情報収集や意見交換が行われることは、公的機関では珍しいそうです。

こういった他所との比較を行うことで、まだまだやらねばならないことが多くあると痛感します。

東広島市の事業者の皆さんを支援し、伴走できるように一層の努力を重ねてまいります。

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