センター長の三嶋です。

先日、HIVEC 清水社長が髙垣東広島市長を表敬訪問されるとのことで陪席させていただきました。

清水社長からは、2021年に同社が定款を変更し環境事業への注力を進めているとのお話しがありました。

その中で、先行して開発されていた鉛バッテリーの再生・充電装置「ツインパルスチャージャー」が

Hi-Bizの支援によって販売が進んでいる旨、ご報告をいただきました。

また、環境関連事業としてはバイオマス発電について話が及びました。

髙垣市長から、「ゼロカーボンシティ宣言」についてお話をいただき、市の現状や今後の取り組みについて意見交換が行われました。

東広島市には、自動車関連の製造にかかる事業者さまが多く

世界的な脱炭素の要請のなか、製造工程の消費電力にまつわる二酸化炭素の抑制も強く求められています。

これは経済における競争力強化の観点で語られる面もあると思います。

一方で、脱炭素社会へ向けた様々な取り組みは、化石燃料に頼らない発電という「供給」だけでなく

「需要」においても日々の暮らしの中で消費を抑制することが必要ではないかと考えています。

先日、関東・東北方面では電力供給がひっ迫するという事態が起きました。

一時的・短期的な節電という形で需要を押さえて乗り切った面もあったようですが

これによって、天候に大きく左右される太陽光発電の不安定さが露呈してしまいました。

ゼロカーボンシティの実現へ向けて、アイデアやチャレンジは多く必要です。

行政、地域事業者、住民とまちぐるみで考えなければいけないですね。

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