<センター長ブログ「東広島市の地域産業を支える新たな取り組みがスタート!」>
2025.08.08センター長ブログ
センター長の三嶋です。
Hi-Bizを運営する東広島市ビジネスサポート協議会からの要請に基づき、「Higashihiroshima Business Cross」がスタートしました。
これは、地域金融機関の若手を対象に、複数回のセミナーやワークショップを開催し、支援スキル向上を目指すものです。
先日、6つの金融機関から約20名が、会場となった東広島イノベーションラボ ミライノ⁺に集まってくださいました。
若手向けの研修は、各機関とも社内外合わせて多く存在すると思います。
そんな中で、今回の取り組みのポイントは、
・地方銀行出身で中小企業支援のトップランナー、小出さんが講師として登壇
・金融機関の組織の枠組みを超えて、地域横断で開催
・具体的で生々しい中小企業の悩みや課題を事例として講義
という点。東広島市ならではのオンリーワンの内容となりました。
各金融機関の若手の皆さんは、発起人である広島銀行西条支店山本支店長のお言葉を借りれば、「ライバルであり同志」です。
そういった方々が、小出さんの本業支援メソッドを吸収して成長することは、地域にとって大きな貢献材料となります。
小出さんは様々な組織・団体に対してご講演されており、金融機関向けでも100回以上登壇されています。
それでも、地域×複数金融機関×若手向けの連続講座というものは珍しいとのこと。
ご自身の25年に渡る中小企業支援家としてのお話にも、いつも以上に熱がこもっていたように感じました。
特に、支援事例については「着眼点」や「思考プロセス」について詳細に説明され、会場の皆さんも熱心に耳を傾けていらっしゃいました。
また、この日は、年に2回開催される審査会が開催されました。
川口副市長や東広島商工会議所の大原専務理事、小出さんに審査員を務めていただきました。
審査会では、審査員の皆さまから叱咤激励のお言葉があり、ご期待をいただけていることを切に感じました。
審査会をご準備いただいた東広島市産業振興課の皆さまを含め、感謝申し上げます。
Hi-Bizの運営も6年度目となります。
今年度の新規ご利用者さまは、すでに50件に迫るところ。
さらには以前お越しいただいていた事業者さまが、新しいチャレンジの相談にいらっしゃるなど、支援者冥利に尽きる状況です。
協議会としての運営も2年目に入り、複層的な地域事業者の支援の形が形成されつつあると感じます。
引き続き、専門家及び事務局スタッフとともに地域の産業振興に力を尽くしてまいります。
