センター長の三嶋です。

先日、Bizモデルの創始者である小出さんがHi-Bizにご来訪されました。

普段はディスカッション中心に進め、対応方針の検討や提案内容のブラッシュアップに多くの時間を割いています。

今回は、令和5年度の上半期の審査会を先月終えたタイミングということもあり、改めて相談対応・支援の基礎を学び直す場とさせていただきました。

私も松良さんも、Bizモデル型支援については研修期間から普段の意見交換まで含めて、理解を深め実践力の向上に努めています。

ただ、「わかる」と「できる」の違いを正しく認識するためには、「お手本」があったほうが良い、ということで、

今回は小出さんに東広島市の事業者さまの相談対応をしていただき、より実践的なケーススタディの時間を取ることとしました。

私自身、小出さんが実際に相談対応をされているシーンに同席するのは久しぶりだったのですが、時間を経たからこそ得られる学びや気付きがありました。

何より相談終了後、事業者さまが、ネクストアクションに対する意欲が非常に高まっていたことが印象的でした。

私たちはあくまで支援者でしかなく、売上アップへ向けて取り組む、実際の行動者は事業者の皆さまです。

提案内容がいかに合理的で成果創出への確実性が高いように感じられても、

事業者さまご本人がその取り組みを「前に進めたい！」という気持ちにならなければ、何も動き出しません。

その点、改めて小出さんが着目する事業の特徴やお話しされる際の言葉選びなど、向き合う姿勢の細部にまで支援者としての考えが透徹されていると感じました。

「売りを見つける」ことで売上アップへの方向性を提示し、事業を「前に進める」。

そこまで一緒に考えていくからこその伴走支援ということの重要性を学び直しました。

引き続き東広島市の事業者の皆さんのお力になれるよう、尽くしてまいります。

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