センター長の三嶋です。

 

ミライノ＋で2月に開催された『　高校生アイデアコンテスト　』では、選出された高校生たちが、社会課題に対するビジネスアプローチを発表してくれました。

今回、そのコンテストには選考段階で漏れてしまったものの、

「アイデアをブラッシュアップしたい！」という2組の高校生による『高校生アイデア発表会』に参加させていただきました。

 

 

 

 

コンテストとはまた違った雰囲気で少人数ということもあって発案の背景やアイデアに着想した流れなどを詳細に伺うことができました。

改めて、高校時代にこれだけの視野・視座を持っていることに驚かされます。

また普段の高校生活を聞いていると、驚くほど忙しく、自分の高校生活とのギャップを感じました。

と、書きましたが、もはや30年近く前の話なのでよく覚えていないだけかもしれません…。

 

 

今回の2組の発表内容を聞いていて、ビジネスにおいても陥りがちな状態と似ているな、と感じました。

それは、「WANT」が強いために「WHY」が浅くなってしまう、ということです。

発案した「打ち手」に執着してしまい、本当に解決すべきことを検討・整理できていない、「打ち手」が上手くいっても問題が解決しない、ということが起きます。

また、これはプレゼンの段階での「伝え方」にも関わってきます。

情報を伝える順番によって聞き手の思考の追い付き方が変わります。

どんなに良いアイデアでも、正しく伝わらなければ相手の理解、賛同は得られません。

 

そういった点をアドバイスすると、お二人とも頷きながら思考をめぐらしている様子でした。

きっと、頭の中には発表に関するたくさんの情報が詰まっていて、それをどう整理したらよかったか振り返りをしていたのだろうと思います。

 

 

2回にわたる高校生の皆さんとの交流イベントでしたが、地域に秘められた可能性を強く感じ、関わらせていただいたことで本当に多くの刺激をいただきました。

ありがとうございました。

 

 

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