<センター長ブログ「『自分らしく働くって何?』をミライノ⁺にて開催いたしました」>
2025.07.10センター長ブログ
センター長の三嶋です。
「東広島イノベーションラボミライノ⁺」での学生向けイベント、
『自分らしく働くって何?~経営者の原点に学ぶキャリアのヒント』を企画し、一部進行を担当いたしました。
東京から、広島大学のOBである高木嘉幸さん、葛原孝司さんをお招きいたしました。
高木さんはつい先日まで、売上1300億円の不動産デベロッパー、株式会社コスモスイニシアの経営者。
葛原さんは株式会社リクルートが分社した事業会社の経営者を歴任され、現在は2社の社外取締役として経営に携わられています。
お二人は私が前職時代に大変お世話になった方で、2007年にリクルートに入社する際の二次面接の面接官が、当時の事業部長だった葛原さん。
その後、住宅領域が分社して株式会社リクルート住まいカンパニー(現在はまたリクルートに統合)となった際の初代社長も葛原さんでした。
高木さんは、私が2010年から2013年末までコスモスイニシアを担当していた際に社長を務められていた、お取引先の経営トップ。
そんなご縁に甘えさせていただき、今回の場を企画したところ、お二人とも快諾いただきました。
そのお二人、実は広島大学OBという以上に深い接点があり、それがアメフト部というつながりでした。
今もアメフト部の仲間で集まったり、試合へ応援に行ったりということがあるらしく、その人脈はビジネス界においても広いものがあるようです。
イベントは現役大学生でミライノ⁺ガイドを務める竹内さんの司会進行でスタート。
学生向けのイベントではありましたが、経営者の考えや話を聞いてみたいという方の参加もありました。
高木さん、葛原さんのご経験からお話しされるエピソードには、ビジネスパーソンとしてのスキルやスタンス、
その考え方など理解が深まる内容で学生たちも興味深く耳を傾けていました。
質問コーナーに入ると、学生たちからのまっすぐな質問が相次ぎ、時間いっぱいまで
(というか予定を変更して時間をオーバーしました 笑)お二人にお答えいただきました。
私からすると、お二人らしさの溢れたお話でしたが、学生たちにとっては初めて触れるようなお話で学びが多くあったことだろうと感じました。
都市部の大学と地方・郊外の大学とで、こういったビジネスパーソンとの交流やビジネスそのものとの接点は大きな開きがあると感じています。
起業することが奨励される向きはありますが、若者たちのポテンシャルを、若者たち自身が認識し自分の人生を自分らしく、
豊かなものとするために、様々な選択があって良いと私は思っています。
そういった「投資」を行っていくことはまちの活性化に有益ですし、若者たちが社会にはばたき活躍するための場としてのミライノを活用してもらえたら、
と思います。
